高精度計量の要望に応えるスクリューフィーダー供給装置を開発
一般的なスクリューフィーダー構造では実現しづらい高精度計量の要望を請け、特殊仕様のスクリューフィーダー供給装置を開発。
供給装置の出口部分に羽根車とスリット金具を取付け、安息角に影響される原料の崩れ具合を抑制し、切出し精度を向上させることで、高精度計量を実現。
お客様が抱えておられた問題・課題
製品品質を確保する為には、計量精度を±0.3g以内で収めることが必須。
しかし、実際に計量する量が多く、生産能力を考えると大口径のスクリューフィーダーとなってしまうが、それでは切出し時に於ける原料の崩れ具合のバラツキが酷く、要求している計量精度を確保することが出来ない。
どちらの条件もクリアできる供給装置がないものか?
当社の提案
能力と精度、相反する要求をクリアするには、一般的な構造のスクリューフィーダーでは対応は不可。
そこで、原料の安息角に影響される崩れ具合に注目し、スクリューフィーダー供給装置の出口部分に特殊な機構を採用。
原料をさばく為の羽根車を設け、原料の雪崩現象を抑制させる為のスリットを追加。
これらの機構により、原料の安息角に影響される崩れ具合を制御し、バラツキの少ない安定した切出しを可能とし、高精度計量を実現。
導入製品
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TSU
高精度スクリューフィーダー供給装置
お客様の声
生産能力を下げる事無く、我々が要求していた計量精度±0.3g 以内を実現してもらうことができた。
実現が難しいと思っていた自動計量が可能となり、省人化や作業環境の改善も同時に行えるのが良い。
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営業担当から一言
取扱いの難しい原料でしたが、何とか自動化に対応できました。
お客様が抱えておられた課題解決の手助けができて、良かったです。