インパクター
平板などに粒子を含む気流を衝突させ、粒子の慣性力を利用して捕集分離する装置。ジェット口径の異なるインパクターを直列多段に組み合わせ、下段ほど口径を小さく速度を速くしたカスケードインパクターは粒子径分布の測定に用いられる。主にPM2.5などの大気汚染物質のモニタリングや、医薬品の吸入剤(エアゾール)における空気力学的粒子径の評価などに広く活用されています。フィルターを用いたろ過法とは異なり、粒子の質量分布(重量基準での割合)を分級しながら直接サンプリングできるため、環境測定や製造現場における高精度な粉塵分析に欠かせない装置です。